遠近両用メガネの種類と特徴 | |
●二重焦点レンズ 遠用部と近用部にさかい目があるレンズ。 |
・長所 二重焦点レンズには種類がいくつかあり、累進レンズに比較して、近用部分の視野が広くとれるタイプがあります。 ・短所 中間距離にピントが合いづらいので、足元がぼやけて見えるときがあります。 他人からの見かけがよくないです。 |
●累進レンズ 遠用部と近用部にさかい目のないレンズ。 |
・長所 遠用部と近用部のさかい目がないので、中間距離にもピントがあいます。 他人からの見かけもいいです。 ・短所 遠用部と近用部の度数差が大きくなるにつれて、中間部分及び、近用部の視野が狭くなります。 度数により、像の歪みが感じられます。 |
↑遠近累進メガネ |
遠近累進メガネは、近視、遠視、度数や加入度数によって見え方、視野の広さが異なってきます。 私が実際に使用しているメガネを写真に撮ってみました。 (カメラレンズから、大きく離して撮影していますので、実際の見え方とは異なります) 加入度数は、左右で同じにしてあります。 |
|
---|---|
左右レンズで、像の歪みの違いがおわかりでしょうか。 右レンズ(向かって左)のほうが歪みが大きいです。 私の眼は近視で「不同視」です。 左眼のほうが近視度数が強いです。 ということは、累進レンズの像の歪みに関しては、近視度数が強いほうが有利ということも言えます。 |
|
「今の遠近両用メガネ、、パソコン作業の時は、顎を上げぎみにしたほうが画面が見やすい」と思われているかたに。 メガネのパッド(鼻当て)を交換してみませんか。 垂直に上下する「VCパッド」なら、あまり顎を上げなくてもパソコン画面が見やすくなります。 (パッドを下に下げることにより、メガネ本体が上がります) こちらにもどうぞ→「遠近両用メガネは、パソコン作業に好適か?」 通常使用の時は、VCパッドは上げてお使いください。 |
|
---|---|
↑アーネストにVCパッドをつけて、VCパッドを下げています。 近くが見やすくなります。 |
|
↑通常使用では、VCパッドを上にしてお使い下さい。 |
遠近両用累進レンズの種類 遠近累進レンズにも、種類があります。 それぞれのレンズに、やはり一長一短がありますので、使用目的、使用頻度などを考慮に入れて適切なレンズをお選びください。 それぞれのレンズを使い分けるのも、いい方法です。 こちらにもどうぞ→「職業や趣味、用途用法にメガネを合わせる知恵」←クリック |
事例2へ |
〒781-2105
高知県吾川郡いの町新町66
TEL.088-892-0171
定休日 毎週木曜日・第三水曜日
営業時間 午前9時〜午後7時