高知で上手なメガネ店選びのヒント２

技術のしっかりした眼鏡士のいるメガネ店で、良心的なメガネ店を探している人のための情報です。

●技術のしっかりした眼鏡士のいる店　

高知でも眼鏡士のいるメガネ店は何店かありますが、眼鏡士のレベルもさまざまです。

それは、資格を取った時点ではレベルはある程度一定でも、年数が立てば立つほど勉強熱心にメガネの研究をしている人間と、技術はそっちのけで商売熱心な人間とに分かれるからです。(どちらも熱心でない人もたくさんいます）

商売熱心なのは悪いことではないと思いますが、どうしても技術がおろそかになる傾向になるのではないでしょうか。

眼鏡技術者の団体に、日本で一番大きな「社団法人　日本眼鏡技術者協会」があります。
この団体が「認定眼鏡士」の資格を発行しています。認定眼鏡士には番付のようなものがあり、S級・SS級・SSS級とクラスわけしています。

協会員は技術レベルの高い人も少なくありませんが、認定眼鏡士のすべての人が優秀とは言いきれません。

眼鏡士だからといって、ハイレベルなメガネを作れるかどうかはわかりません。

眼鏡技術を放棄したメガネの通販をしている会員もいます。
技術者協会は、HPでは通販業者に対する見解を示していますが、これらの会員を指導するまでには至っていません。
これでは、本当に「士」の志を持った眼鏡技術者の集りとは言えません。

この件に関しては、平成２１年４月に発行の会報によりますと

【平成２０年１０月に開かれた「眼鏡技術者・認定資制定委員会」において認定眼鏡士が、メガネの通信販売・ネット販売を行っていることが判明した場合、本人に警告書を送付して、なお改善されない場合は資格を取り消すことにする」と取り決められました。
認定眼鏡士の皆様は、「メガネのネット販売・通信販売を行わないようにご注意ください。】

とのことですが、平成２１年４月現在通販をしている認定眼鏡士はいます！

協会は重い腰をやっと上げましたが、どこまで本気で取り組むかです。
「ご注意ください」なんて、まだまだ及び腰の感じがします。

では、どのようにレベルの高い眼鏡士を高知で探すかということですが、
１、常に安売り等のチラシ広告をしていない。
２、大手のチェーン店ではない。
３、認定眼鏡士SSS級の店である。
４、店主がいごっそうである。
などの目安があります。

①価格訴求のみの店にも優秀な眼鏡士もいるかもしれませんが、私はほとんど知りません。

②大手のチェーン店にも優秀な人はいるでしょうけど、優秀な人にあたるかどうかは不確実です。売上げ重視の店の経営方針の前には技術は発揮しづらい面もあります。

③SSS級の会員はメガネと眼の雑学については、優秀なのは間違いないのですが、検査やフィッティングが上手とは限りませんし、眼鏡調製のすべてにおいて優秀かどうかは分かりません。

浜田　清はSS級の認定眼鏡士です。

④「店主がいごっそうである」は、いごっそうな人間は、コダワリの強い面をを持っていますから、眼鏡技術の向上を目指したり、こだわりのある商品を販売しようと考えます。ですから、とっつきにくい面もあるかもしれませんが、優秀な眼鏡士はいごっそうであることが多いです。

浜田　清の資格は、日本眼鏡技術者協会　SS級認定眼鏡士
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大阪眼衛生協会　眼鏡士　です。

認定眼鏡士制度は、2022 年 3 月 31 日で終了しました。 2022年11月16日より、浜田　清は、国家検定資格「眼鏡作製技能士」になりました。眼鏡作製技能士とは眼鏡作製において、お客様の眼鏡の使用状況・使用目的を聞き取ると共に、視力の測定、レンズ・フレームの販売、加工前作業、レンズ発注・加工、フィッティング、引き渡し、アフターケアを行う眼鏡作製の総合エキスパートです。浜田　タカアキも「眼鏡作製技能士」です。
●日本眼鏡技術専門学校の卒業証書です。
●大阪眼衛生協会の眼鏡士です。