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高知 メガネのハマヤは、浜田清と久美+タカアキのメガネ店です。

電話でのお問い合わせはTEL.088-892-0171

〒781-2105 高知県吾川郡いの町新町66

共同作業について2 高知時代

時計屋とメガネ屋

さて、高知へ帰ってきて、いよいよ家業を継いでいくことになりました。
このころの店の主体は時計の販売でしたので、時計の職人(父親)と眼鏡の職人(私)とのぶつかりあいの毎日でした。

父親とすれば、自分で苦労して時計屋を創業していますから、私がメガネの販売を積極的にやりだして、店がメガネ屋主体になっていくのが、頼もしい反面、時計屋が無くなっていくことが悔しかったのでしょう。

私はメガネ屋をやるために高知に帰ってきましたので、、時計屋をやるつもりはまったくありませんでした。


時計屋といえば、全国の時計屋はドンドン減っています。
私が子供のころは時計修理(分解掃除)だけでも、そこそこ食べていける時代でした。
それだけゼンマイ時計の時代は、修理をして使うのが一般的でした。
それが、時計はデジタルになり、使い捨ての時代になり、修理をしてまで使うのは時計好きの限られた人になってきました。。
携帯電話の普及などで、ますます時計離れに加速がかかってきたのでしょう。
時計の職人が減っていくのは寂しいことです。私は時計屋を継いでいませんので、そんなこと言えた義理ではありませんが。


大改造計画


昭和61年から浜田久美とパートーナーを組むことになります。
ここから本格的に人(ソフト)と店(ハード)の大改造計画をスタートさせました。

まず、浜田久美の教育からはじめました。

基本的な眼鏡学を学ばせ、ファッションアドバイスができる販売員になるために、積極的にファッション講習会に参加させました。

浜田久美はもともとは、化粧品の美容部員をやっていましたので、ある程度のアドバイスはできるのですが、久美いわく「ある程度のカラー知識は持っていたのですが、顔の上にのせるだけで、化粧をする以上に瞬時に顔を変えてしまう、メガネという存在には正直とまどいました。

似合うメガネのアドバイスにはほど遠いころでした」とのことです。

次に、店舗改装にとりかかりました。
店舗改装では息の合う設計士にであうことができて、狭い店舗ですが、狭いは狭いなりに最高の設計をしてもらうことができました。

やはり、店舗改装もメガネ作り同様、設計士選びは大事でした。


設計士といえば、耐震偽装をおこなった建築士が世間を騒がせています。
「士」の魂を捨てたものは、害になります。
眼鏡技術を放棄した、通販のメガネ屋にも眼鏡士がいるのは困ったもんです。


平成元年 店舗改装年 


横倉山にて

経営方針

店舗改装が終わり、次に取り組んだのが、経営方針をキッチリ立てることです。
経営方針があやふやでしたら、店の運営もままならなくなり、物事はちっとも前にすすむことはできません。

ひいてはお客様にご迷惑をかけることになります。

自店の経営方針は
目指すのは規模の拡大ではなく、地道にお客様との信頼関係を築いていく】です。

お客様との信頼関係をどうやったら、築いていけるのかを真剣に考えました。
信頼関係は上辺だけ整えても、築いていけるものではありません。上辺が良くても内実がともなわないと、ほころびが生じてきます。


信頼関係を築いていくには
●メガネの勉強は積極的にする。
人格の向上に努める。
サービスの向上に努める。
経験を生かした人間味にあふれた接客を心がける。
浜田清と久美は夫婦関係を良好に保つ。
●不当広告はしない。もちろん技術放棄のメガネの通販はもってのほか。
これらのことは、信頼関係を築くためには必須のことだと思います。


必須といえば、信頼関係を築くにはお客様の
●お時間にゆとりを持ってのご来店。
●メガネに慣れていただく努力。
●メガネのハマヤの良い点は、積極的に人に教える(^。^)悪い点は、小声で言う(-_-)
●浜田清と久美と良好な関係になる。
を、必要とします。よろしくお願いいたします。

得得

これが「メガネのハマヤのメガネは、お客様との共同作業でお作りします」ということです。

お互いが得にならないと、未来はありません。

お客様にメガネ店は、人間で選んだほうが「得」ですよ、と「説得」し、浜田清と久美が「会得」した「得意」な技術でお客様に90%ご満足して「納得」していただき、長い目で見て、お客様と浜田清と久美が「得」になる方法を考え、心の「所得」を上げる。それが「得策」だと思います。(得な気分になれましたでしょうか)

あとがき

私がこの業界に入って30年が過ぎ、それだけいろんなお客様に接することができて、お客様からもらった知識や経験も豊富になってきました。

知識が豊富になるのはいいことですけど、困ったことに悩みも増えてきます。

あれやこれや考えて、眠れない夜も増えるようになりました。
「あーすればいい、いやこのように説明したほうがよかった」など考え出すと、眠れないのです。

ま、年齢のせいでもあるでしょうが、若いときに比べて神経質になっているのは間違いないです。(いごっそうだけど、気は小さいんです・・・私は)

このHPも「こんなHPで、いいかな」と思うと、また眠れなくなりそうです・・・・。

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高知 メガネのハマヤ

〒781-2105
高知県吾川郡いの町新町66
TEL.088-892-0171
定休日 毎週木曜日
営業時間 午前9時〜午後7時