融像には両眼の網膜像を融合し単一視するための感覚性融像と、感覚性融像を可能にするために両眼の眼位を整えて単一視を維持するために行われる運動性融像があります。 |
・「ハマヤ式融像力チェックツール」で融像が体験できます。 |
@両眼視眼位 日常視において遠方視しているときの眼位です。 A融像除去眼位 融像を破ったときの眼位です。片眼遮蔽により両眼を分離し、融像性輻輳が起こらないようにしたときの遠見眼位をいいます。 B生理的安静位 通常得られる眼位で、深い睡眠中あるいは、麻酔中にみられます。 C絶対安静位 あらゆる原因から開放されたときの眼位です。 死後、昏睡、深麻酔時にみられる眼位をいいます。 |
■視力表 両眼開放状態で、視力、乱視の検査。 両眼バランスの調整などを行います。 両眼開放検査専用のレンズで測定します。 |
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■両眼での見え方 ランドルト環は、3段に分かれています。 右眼で一番上の段 左眼で一番下の段 両眼で真ん中の段 を見ています。 |
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■右眼での見え方 右眼で一番上の段 両眼で真ん中の段 が見えています。 一番下の段は、右眼では見えていません。 両眼を開けたままで、右眼の測定をします。 |
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■左眼での見え方 左眼で一番下の段 両眼で真ん中の段 が見えています。 一番上の段は、左眼では見えていません。 両眼を開けたままで、左眼の測定をします。 |
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当店が現在使用している視力表は、内部光源式で視標は巻物状のチャートフィルムで組み込まれています。 リモコン操作で、目的のチャートを呈示するようになっています。 最近、主流の液晶視力に比較しますと、呈示するのにやや時間がかかります。 ←液晶視力表 では、なぜ液晶視力表にしないのか・・・。 実は、当店は同じ視力表をもう一台持っています。 先代の視力表は長年の使用で、痛みがでてきていました。それで買い換えを検討していました。 その時、液晶視力表の購入を検討し、実際に視力表をモニターしてみました。 ところが、当店のメイン検査である両眼開放検査にとっては、大きな欠点を発見。 液晶独特の偏光視標にからむ機能的な欠点です。 これはダメだ!他の面ではメリットがあったとしても、当店は受け入れられない。 それで従来の視力表と同じものを注文しました。 しかし、その器械は製造中止だとのこと。( 一一) ショック!検査道具で何が一番大事かって言われると、視力表ですから。 で、メーカーに「液晶視力表はかくかくしかじかでウチは使えない。そちらの事情もあるでしょうが、なんとかなりませんか」とセールスさんに強く訴えると、な、な、なんと特別に作ってくれるとのこと。 メーカーさん、ありがとう(^.^) 特別注文で価格は高くなりましたが、やはり道具にはこだわりたい。 この視力表が壊れたら、次は・・・・。 ●令和元年 6月 もしものことも考えて、液晶視力表を導入しました。 やはり液晶視力表の欠点はあるのですが、操作性は抜群にいいです。 二つの視力表を上手に駆使して検査をしていきます。
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■6面トワール ・調節バランス ・遠方での見え方のチェック ・視力のチェック などに使用します。 |
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■4面トワール ・調節バランス 調節バランステストに特化したトワールです。 素早く調節バランスが確認できます。 |
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■8面トワール ・調節バランス ・遠方、近方でも見え方のチェック ・視力のチェック など、多用できるトワールです。 |
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■8面トワール このトワール1本で、S+0.25〜S+1.00、S−0.25〜S−1.00の度数が入っています。 度数の比較が素早くできます。 |
■クロスシリンダー 複数のクロスシリンダーを駆使して、乱視度数を正確に測定していきます。 |
■多面プリズムバー ・眼位検査 ・融像力検査 に使用します。 0.50△〜6.00△のプリズムレンズが入っているプリズムバーです。 |
接近ボックスの視力表 視力表の中には1mの前方に設置して、5mでの検査ができるものもあります。 この視力表は周辺部の枠などで、感覚的に十分遠いという感じ(5mのイメージ)が起きづらいです。 すると無用な調節がおきやすくなります。 当然、乱視や眼位も違った度数が出てくることがあります。 ビジョンテスターを利用して接近ボックス視力表での屈折検査は、信頼がおけないです。 |
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