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高知 メガネのハマヤは、浜田清と久美+タカアキのメガネ店です。

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抜釘手術

抜釘手術
抜釘手術とは、骨折治療のために体内に入れていた金属を取り除く手術のことです。

平成16年12月、私は自転車で交差点を通行中に大型トラックの左折に巻きこまれてしまい、左足を複数骨折しました。

そのときの治療は、折れた左足を手術でボルト、プレート、ワイヤーで固定するものでした。

その後、苦しいリハビリを経て1ヶ月半後には仕事に復帰しました。
左足に入った金属は骨折個所の骨がつながり、1年ぐらいしたら抜くことができるので、医師からは「金属を抜くか、そのまま入れっぱなしにしておくか」の選択を言われました。



医師が言うには、「欧米人は抜く人は少なくて、日本人は抜きたがる」とのことでした。
欧米か・・・って言われても、私は日本人だし・・・・。

それで、「抜かないでこのままでも問題はありませんか」と尋ねたら、「おそらく問題はないけれど、やはり金属が体内に入っているのは異物だから・・・・・」と言われました。

このニュアンスは不安です。簡単に金属を取り除けるのでしたら、取ってもらいたかったのですが取るとなると再手術になります。

当然、再手術はリスクがあります。リスクを考えたらこの時点では「抜かないで、このまま」の判断をしました。(あー、こんなときマジシャンのセロが簡単に金属を取ってくれればいいのに)

そして金属を入れたままで1年が過ぎました。金属が入っている違和感には段々と慣れてきてはいたのですが、どうしても足首を曲げたときなどにつっかえ感を感じます。仕事は手を使う仕事なので、仕事にはほぼ支障がありませんでしたが、歩行は事故前のようにはできませんでした。

それと、このころから体調が悪くなってきました。胃腸の機能がまったく狂ってきたのです。腹痛、下痢、便秘の症状が激しくなり体重も激減しました。

もともと私は胃腸は弱いので、時々胃腸の具合は悪くなっていました。今回も食生活などに気をつけていれば、そのうち良くなるだろうと思っていたのですが、いっこうに良くなる気配がありません。


それで、町内のいきつけの薬剤師さんに診てもらったら、「左足が冷えている。冷えがお腹にきている」とのことでした。左足が冷えている原因は・・・もちろん左足に入っている金属です。

このころから足の金属は抜かないといけないのかと思いつつ、なかなか手術の決断がつきませんでした。そんなとき浜田久美が町内の健康診断で「貧血」と診断されて医療機関で処方された鉄剤の薬を服用するようになりました。

鉄剤は貧血には有効かもしれませんが、浜田久美は服用しだした途端に身体が冷えて、胃腸の調子が悪くなり、体調が崩れました。
浜田久美には鉄剤の薬は、合わなかったということでしょうね。

ということは、「やはり金属が体内に入ると、人によってはそうとう悪影響を及ぼす」という結論になり、私もこれ以上胃腸の具合が悪くならないうちに、抜釘をしようと決断したわけです。


とうとう手術をしました。
平成19年1月18日に抜釘手術をしました。
今回の金属を抜く手術は、前回の金属を入れる手術よりも痛かったです。それは前回の手術のときは、手術中に低血糖をおこしたということで、麻酔量を調整したのでしょうね。

つまり、麻酔量を減らしたのではないでしょうか。
前回は術中の痛みはほとんど感じなかったのですが、今回はメスで切っている感触などがハッキリとわかり、かなり抜く刺激もありました。

しかし、前回の手術後は強烈な頭痛があったのですが、今回の手術後の頭痛はほとんどありませんでした。
麻酔の加減も難しいものですね。

術後、2日目までは、点滴のせいかどうか大下痢になりました。(点滴も身体が冷えるそうです)それが、3日目には1年ぶりぐらいに、キレイな形のいい大量の便がでました。
久し振りのスッキリ感です。なんだか感動して、しみじみと便を眺めていました。できれば誰かにも見てもらいたかったのですが、それはやめておきました。

術後1週間がたっての腹の具合ですが、お腹の冷えも少なくなったような感じがあり、確実に調子が良くなっています。
手術で痛い思いをしたかいがありました。


ステンレス

私の足に2年間入れていた金属の材質はステンレスですが、骨折治療用の金属にはチタンプレートなどもあるようです。
もし、私の足にチタンプレートを入れていたらどうなっていたか。

チタンプレートなら、体調などに問題は出なかったかも知れません。が、こればかりは、やってみないと分かりません。金属には相性が合ったとしても他の問題が出てきていたかも知れませんから。

しかし、抗生物質を点滴するには、その抗生物質に拒絶反応があるかどうかのテストを手術前にしましたが、ステンレスが合うかどうかのバッジテストはやりませんでした。

体内に入れるものですから、慎重にテストをしてもいいようにも思うのですが、私のかかった病院はステンレスしか選択肢がありませんでした。もちろん、「ステンレスでも問題はない」というのが西洋医学の常識だからでしょう。

骨折治療用の金属を選べる病院だとしたら、(選択できる病院があるのかは、知りません)私はチタンを選択していたでしょうね。チタンのほうが人体にはやさしい気がしますし、なにより強くて、軽い材質ですから。

次回はチタンプレートで・・・・・いや、もう骨折はコリゴリだ。
いずれにしても体内に金属を入れないにこしたことはありません。なんたった異物ですからね。




異物といえば、目に入れるコンタクトレンズも異物には間違いありません。

「コンタクトレンズはどれだけいい材質であっても目にとっては異物であり、メガネに比べて安全性はグッと少なくなります。ハードレンズだと角膜に傷をつけたり、炎症を起こさせてしまう頻度が高くなり、ソフトレンズだと角膜感染症などの重篤になることもあります。

また、角膜内皮の障害を引き起こす人がいます。コンタクトレンズが原因で体調を崩すかもしれません」と説明を受けたら、コンタクトレンズを入れる気になれるでしょうか。

コンタクトレンズを入れるかたは、コンタクトレンズのメリットだけではなく、デメリットも考えてください。
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平成18年12月に骨折固定の金属に関して、専門家のご意見としてこのようなメールを頂きました。

【整形外科医の○○と申します。
骨折の固定の金属の種類は用途によって変わります。強度も違います。
チタンは親和性がいい分、生体とくっついてしまい
1年以上たつと抜釘がかなり困難になり
抜ききれなかったり、骨をかなり破壊してしまうことになることがままあります。
このようなことは主治医にお尋ねになればわかると思います。

抗生剤の皮内テストも信頼性が低いため、現在は施行しない
病院も増えてきています。バッチテストも皮内テストも分かることは一部なのです】

大変、参考になるご意見でした。
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↑2年間お世話になった、金属です。
コラム1  短髪にしました
コラム3  高知医療センター前院長逮捕


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