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高知 メガネのハマヤは、浜田清と久美のメガネ店です。

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抑制について

「抑制をする前に」事例3

C様
32歳のときにご来店
5mでの基本度数は
R S−6.50D C−1.75D Ax10
L Sー7.00D C−2.00D Ax75

矯正視力は
R 1.2
L 0.7
左眼の矯正視力が弱いです。

眼位(視軸の向き)は、
左眼斜視
左眼抑制
でした。

左眼は、子供の時に斜視の手術を2回されています。

しかし、成人してからも斜視のままです。

リスクのある手術を2回も受けているのに、斜視は治っていません。
術後の視機能はどうなっていたのでしょうか。
正常な両眼視機能が確率されていれば、再び斜視になることは少ないでしょう。

「正常」とまではいかなくて、不完全な視機能であっても、眼位を定期的に経過観察をし、適切に矯正していれば斜視は消えたのではないでしょうか。

もちろん、これらはC様の子供のときを知らない私の憶測にすぎないのですが。

いずれにしても、斜視の手術をしたからOKということは、ありません。
斜視の手術は受けても、両眼視機能が良くないと、また斜視になりやすいということです。
実際、当店のお客さんでもそういうかたは少なくありません。


C様は、抑制されてから何年もたっていますので、抑制除去は無理と判断しました。

C様は、深視力を必要としていました。
抑制をしているかたは、機能的な立体視がありません。(感覚的にはある場合もあります)
高度な視機能、高度な遠近感を要求される深視力は、抑制をしているかたにとっては非常に厳しい検査になります。

だけど、厳しいといっても大型免許がないともっと厳しいことになります。

C様には、深視力の訓練をしていただきました。
機能的には立体視がなくても、訓練することにより、感覚は鋭くなるので、徹底的に訓練をしていただきました。
  
深視力試験に合格するには、高度な遠近感を要求されます。
1に練習、2に練習・・・で高度な遠近感をつけていただきます。
片眼視力が不良で、立体視は困難でも、遠近感は単眼でも感じることができます。

こちらにもどうぞ→「深視力
その後、「試験に合格しました」とご連絡をいただきました。  良かった。(^.^)

数年後、右眼の矯正視力が、0.7になっていました。
「とっても、具合が悪いし、怖い」とのことでした。
健眼の右眼が視力不良になっていました。これはとっても不自由です。
(もし、両眼の視力が正常であれば、片方の眼が見えていますから、そんなに不自由を感じなかったでしょう。)

眼科への受診をおすめめすると、診断結果は「白内障」でした。
結局、早期に白内障の手術をされて、眼内レンズを挿入されました。
術後は、矯正視力は1.0でていました。

白内障の手術は、リスクはゼロではありませんし、人工的な眼内レンズを入れることによるデメリットも生じてきます。
ですから、手術は早期にやればいいというものでもありません。
もし、左眼が抑制していなかったら、手術を遅らせる、もしくは手術は回避するという選択肢があったのではないでしょうか。

やはり、抑制することはよくないです。

抑制にならないために

眼鏡士としての使命で、抑制をしないように、
正常な視機能、正常な両眼視が行えるように、
高度な視機能が、確率できるように、
眼精疲労が、なくなるように、
パソコン作業が、楽にできるように、
車の運転が、安全にできるように、

精根を込めて、取り組んでいます。
しかし、「いかんともしがたい」という現実もあります。

眼位の説明をしても、「・・・・」の場合も多いし、「眼位ズレ」と言うと、ショックを受けるかたもいます。
トレーニングの必要性を訴えても、「???」となるし、訓練をしてくれないこともしょっちゅうあります。

そもそも抑制してしまったら、除去するのは困難なことが多いので、困難なことをやろうとするのは苦労がつきまといます。
それは、覚悟してやっているのですが、結果がよくないと恨まれます。
「訓練してもダメだった。浜田 清のバカヤロウ」と。

もっと、早期に「適切な矯正をしていれば」と思うこともありますが、そういうことに関して、一般のかたは関心が薄い。
だから、近見視力不良の子供がなくならない。

もっと、「子供の近見視力」、「眼位」、「屈折」に関心を持ってもらいたい。そう願います。
 
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