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高知 メガネのハマヤは、浜田清と久美のメガネ店です。

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不同視

左右で度数差があるかたのメガネを上手に作る知恵

左右で屈折度数(遠視、近視の度数)が大きく異なっているものを不同視といいます。

不同視のかたのメガネで大きな問題は、レンズの「プリズム誤差」が生じて疲れやすくなるということです。

プリズム誤差とは
そもそも眼鏡レンズはプリズムレンズの集合体と言えます。
レンズの光学中心(光心)以外でモノを見ると、レンズのプリズム作用が生じてしまいます。
この場合、プリズム作用が生じたとしても、左右が同程度の度数であれば、左右眼ともにほぼ同じ量のプリズム作用が生じてきますので通常は問題になることは少ないです。
しかし、左右差のある不同視眼ですと、左右で生じるプリズム作用が大きく異なってきます。
この誤差を「プリズム誤差」といいます。

 
 PD(瞳孔間距離)と眼鏡レンズの光心が一致することにより、プリズム誤差は生じません。
不同視のかたは、光心以外でモノを見ることが問題になる場合もあります。
プリズム誤差は水平(横)方向の誤差はあまり気にすることはありません。
なぜなら、人間の眼は水平方向に動かす眼の筋肉は柔軟性があり、融通が利くからです。
しかし、垂直(縦)方向はそういうわけにはいきません。非常に融通が利きづらいです。

垂直方向にプリズム誤差が生じれば生じるほど、疲れやすくなります。

不同視の人は大変なんです。

「アナタに本当に不同視の大変さがわかるのか」と思っていませんか?

大丈夫です。実は、私は典型的な不同視なのです。喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら。

私の眼は近視眼で
右眼 S−1.75D C−0.75D Ax88
左眼 S−4.25D C−0.75D Ax15
という矯正度数です。数字が大きほど近視度が強いです。
(SはSpherical、遠視、近視の球面度数。DはDioptre、曲光力、度数の単位。CはCylindrical、円注、乱視度数。
AxはAxis、乱視軸)
プリズムの垂直誤差が3.25Dもあります。垂直誤差が2.0Dを超えると問題があると言われていますので、私の場合、ヘビーな誤差なんです。
実際の私の度数のフチなしメガネです

向って右のレンズ(艶ありレンズ)が左レンズ(艶なしレンズ)に比較して相当分厚いです。
このメガネは私の度数を利用して、レンズの厚み見本用に作ったもので、実際に掛けているわけではありません。(カッコウ悪いし)

不同視のかたのフチなしメガネは、レンズの厚みの左右差が目立ってしまいます。
では、垂直誤差が2.0を超えるとメガネは使えないかといいますと、そんなことはありません。
論より証拠、実際に私が3.25Dの差でも平気で掛けています。

もちろん、私が平気で掛けているからといっても、みなさんが平気で掛けられるということはありません。
1.0Dの誤差でも疲れるメガネになることもあります。
その違いはどこからきているのでしょうか。それは「プリズム誤差への適応能力の差」、「メガネの必要性の差」」「以前はどうであったか」」だったりします。

この中でも一番の大きな要素は「以前はどうであったか」ということによるのです。

たとえば、私の場合ですと、いきなり3.25Dの差のメガネを掛けたわけではありません。今のバランスのキッチリとれているメガネを掛けこなすのには、長い道のりもありました。
私がはじめてメガネを掛けたのは18歳のときですが、左右差を1.0Dで作っても、しんどい思いをしました。
(メガネへの抵抗感もありました)
それを徐々に左右差を1.00D→1.50D→2.50Dと持って行って、今のメガネにしました。
1.00Dの差に慣れてしまえば、1.50Dはしんどくも何ともない、1.50Dが使えたら2.50Dは平気というわけです。

■不同視のかたのメガネの作り方

不同視のかたは、眼位のズレ(斜位といいます)を伴っているかたが多いです。実際に私も垂直方向、水平方向どちらの方向にも斜位があります。
斜位がありますと、眼が疲れやすかったり、遠近感が悪くなったりします。

私は不同視の状態で、メガネで矯正することもなく、斜位をかかえたまま小学4年生から18歳まで過ごしてきました。
左右眼での視力バランスも悪かったので、遠近感覚を必要とするスポーツや車の運転は大の苦手でした。

眼の視機能を発揮しなければいけない近業作業では眼精疲労が激しく、これでは、勉強に集中できません。

詳しくはこちらもご覧ください→「浜田 清のコラム」←クリック

不同視のかたの苦しさは十分わかっていますので、不同視矯正眼鏡には特別な思い入れがあります。


不同視のかたのメガネ矯正は、普通のメガネよりもはるかに適切な配慮が必要になります。
●レンズ光学中心の配慮
●不同視のかたに向いているフレーム選びの配慮
●レンズとフレームの距離の配慮   など

■遠近両用メガネ(さかい目のない遠近両用レンズ)の作り方

不同視のかたが遠近両用メガネを作る場合は、難しくなることが少なくありません。
それは遠近両用レンズは遠用部(遠方を見る部分)から、近用部(近方を見る部分)に視線を垂直移動して見るレンズだからです。

ということは、近用部に「垂直方向のプリズム誤差」が多く発生します。
たとえば、私のように垂直方向の度数差が約3.00Dありますと、遠用部から近用部への視線移動が10mmだったとすると、近用部では左右眼で3△(△はプリズム量の単位です)ものプリズム誤差が発生します。
3△といってもピンとこないと思いますが、普通この誤差は、とてもしんどいです。
モノも二重に見えると訴えるかたもいます。

(当店のプリズムレンズで、プリズム誤差の体験ができます。ご希望のかたはお申し出ください)

では、「不同視の人間は、遠近両用メガネを掛けられないのか」というと、そんなことはありません。
現に、私が問題なく掛けこなしています。遠近両用メガネなしでは不便でたまりません。

不同視のかたに向いている遠近両用メガネもありますから、私の体験談を交えてアドバイスいたします。
お気軽にご相談ください。

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